※上記QRコードを読み取ると携帯サイトを閲覧することが出来ます。
あかいし脳神経外科の設備や検査機器の簡単な御紹介ページです。
検査機器は脳神経外科の診断には欠かせないとても大切なツール。当院では、病歴を丁寧に聴取した後、必要な補助検査を実施し、最終的に患者さんを診察して、それらのデータを踏まえて脳神経外科の診断としています。
●受付
staffが笑顔で対応いたします。お持ちになられた診療情報提供書、保険証、お薬手帳、血圧手帳などを御用意下さい。日本語と英語に対応しています。
現在新型コロナウィルス対応のため、大きなフィルムカーテンで仕切られていることをお許し下さい。
お支払いには一部のクレジットカードがご利用可能です。 |
|
●待合室
健康や病気の本ばかりではめげてしまいますね。診察や検査までの間、90cm水槽の熱帯魚と、趣味の書籍が皆さんのお相手をいたします。のんびり、お過ごし下さい。勿論、病気に関する資料も揃っています。 |
●待合室
優しい音楽と柔らかな光が醸し出す空間で、どうぞリラックスしてお過ごし下さい。 |
|
●車イス用リフト
車イスが使えるトイレとMRIは中二階にあります。安全なリフトがあり、車イスの方でも大丈夫です。 |
●MRI
オープン型のMRIは閉所恐怖症の方でも実施できることがあります。他の施設で検査が出来なかった方も一度ご相談下さい。 |
|
●エコー
頸部頸動脈のプラークの観察をします。放射線も磁気も使いませんので、妊娠している方でも体内金属が入っている方でも検査が受けられます。 |
●血圧脈波検査装置: CAVI-ABI
脳卒中と深い関連のある動脈硬化を測定します。痛みもなく、手軽です。当日枠が開いていれば、同日検査実施可能です。手足のしびれの原因を突き止められることがあります。
|
|
●心電図
脳神経外科で心電図?は不思議かも知れませんが、ある種の不整脈は脳梗塞や意識消失発作の原因となります。 |
●脳波計1
デジタル脳波計は、今まで原因不明だった脱力発作や意識消失発作の原因を明らかにできる場合があります。 |
|
●重心動揺計
重心動揺計はMRIなどでは原因の分からなかっためまいの診断の助けになることがあります。 |
ピアノが弾けるたれぱんだの「音楽の話」 Tarepanda als Klavierspieler
これから不定期に、音楽に関する「よしなしごと」を書き綴ってみます。
ところでみなさん、音楽っていったい何なんでしょう?なぜ私たちは音楽を聴いて、感動するのでしょうか?
音の高さは周波数で表します。1秒間あたりの振動や波のゆれの回数のことですね。中学校の理科で習う範囲です。
私たちが普段接するジャンルの音楽では、12の音しか使われていません注。12の音とは、ド、ド♯、(レ♭)、レ、レ♯(ミ♭)、ミ、ファ、ファ♯(ソ♭)、ソ、ソ♯(ラ♭)、ラ、ラ♯(シ♭)、シです。この、たった12の音の組み合わせだけで、こんなにも違った音楽が作られています。壮大な比喩が許されるなら、ヒトのDNAの塩基成分がたった4種類しかないのに私たちはこんなにも違っているのと同じような、とでもいいましょうか。
この12の音を使ってリズム、旋律、響きをうまく組み合わせると、私たちは「音楽」を感じ取ります。
クラシックの歴史は長いのですが、その中で普段みなさんが耳にする機会が多いのは、多分バロック時代からロマン派、近代と言われるあたりまででしょう。作曲家で言うとヴィヴァルディとかバッハとかから、ドビュッシーやラヴェルくらいまででしょうか(ちょっと乱暴ですが)。この、たかだか300年間にも満たない間に、今私たちが聴けるさまざまな作品が、12の音の組み合わせから生み出されました。もちろん時代ごとに似通ったものは作られましたが、クラシック初心者でも多分、バッハとベートーヴェンとショパンの違いはうっすらと感じられるのではないでしょうか。これからこの欄では、時代や作曲家ごとに、作品の特徴やおもしろさについてお話したいと思います。
注 いわゆる「クラシック」以外の音楽では、微分音と言われる、半音(ドとド♯の間の間隔)よりもっと狭い音程の音が使われているのですが、ここでは煩雑になるので省きます。